有道しゃくし講習会
ここのところの冷え込みで風邪をひいたみたいです。
のどがひりひりする感じ。
みなさんも気をつけてください。
昨日は午後から「有道しゃくし講習会」でした。
最初にビデオで有道しゃくしの概要や作り方の手順を見ました。
有道しゃくし保存会の清水さんが木をどのように使って材料を割り出すのか説明されて、墨引きしたとおりに参加者が自分の分の材料を鉈で取り割ります。
材料となる樹種は「朴」
生木は柔らかく加工しやすく、白い肌なので上品に見えます。
他にもハンノキも柔らかいのですが、色が茶色で見栄えがあまり良くないとのこと。
今回は久々野支所で材料を手配していただきました。
最初は、鉈で成型をします。
細かな部分は参加者の皆さん「のこぎり」も使って加工します。
保存会の方はすべての作業を鉈で行っていました。
写真の方は保存会の方でここまでの工程を20?30分でされてしまいます。
参加者の方はその倍以上かかっていました。
女性の方も2名が参加。
器用に鉈を扱ってここまで成型しました。
この日はNHKが取材に来ていました。
この日はここまで。
次回は、すくう部分をくりぬく作業です。
講習会は10回が予定されています。
1人3?4本しゃくしが作れるそうです。
昨年も参加した女性に話を聞くと
「もったいなくて使えません。部屋に飾ってあります」
といわれました。
お金さえ払えばなんでも手に入る時代ですが、こんな経験は滅多にできないですからね。
有道しゃくしの完成品は、ひだ桃源郷くぐの観光協会のホームページでご覧いただけます。
講習会は参加募集を締め切ったようですが、詳しくお聞きになりたい方は久々野支所へ
電話 0577?52?3901
実際に制作しているところを見たい方は週末、飛騨の里で有道しゃくし保存会の方が実演されています。
お出かけ下さい。
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