「身近な水環境の全国一斉調査」

宮城・岩手内陸地震で被害に会われた皆さん。
心からお見舞い申し上げます。
飛騨地域も、山に囲まれた地形です。
他人事とは思えませんね。
土曜日14日に、久須母谷の水質調査を行いました。
今回の調査は、「身近な水環境の全国一斉調査」という市民団体と国土交通省が協働して行っている事業に基づいたもの。本来は、地球環境デーの6月8日に全国一斉に行われるのですが、私の手元に調査キットが届いたのは6月8日午後。調査は6月14日にすることにしました。
久須母地区の子供たちにもお手伝いをお願いしたところ、朝早くから集まってくれました。
画像
調査地点は、飛騨川と久須母谷合流地点から久須母へ50mほどの地点。
この谷には、生活排水や農業排水が流れ込んでいます。
調査項目は、気温、水温、COD、PH。
画像
子供たち一人ひとりに、PH試験紙を持たせて調査開始。
写真手前の白い紙の上に、ある緑色のテープがPH試験紙。
色は、PH7からPH6寄り。少し酸性です。
次にCOD試薬に水を注入して色の変化を見ました。
3回計り、時間によって色が変わっています。
水温は15℃でしたので、5分30秒後の色を標準色と比較。
みんな「2と同じ」と意見の一致をしました。
久須母谷はかつてホタルが乱舞していました。
谷がコンクリートで護岸されて、ホタルは姿を消しましたが、周辺部では見られる地域もあります。
またホタルが飛ぶ光景を子供たちに見せられたらいいですね。
全国水環境マップ実行委員会に今回の結果を報告し、全国と久須母谷がどのように違うのか、調査結果が出揃うのが楽しみです。

ひだ道ガイドはこちら

ひだ桃源郷くぐの観光協会はこちら
にほんブログ村 地域生活ブログ 岐阜情報へ

久々野

Posted by kuguno