スミレ あれこれ
今日4月25日は、ひだ桃源郷くぐの アマゴ釣り大会の申込締切日。
まだ申込されていない方はお早めに!
昨日とうって変わり、良い天気。
ただし、肌寒い朝です。
桃の花が、数輪咲き始めました。
連休は満開となるでしょう。
春の花の代表の1つ「スミレ」。
今、久々野でもたくさん咲いています。
目立つのは、「タチツボスミレ」。
この花の特徴は、紫色の花とハート型の葉。
スミレの花は、後方に距(きょ)と呼ばれる膨らみを持っています。
ここに蜜があり、ハチや蝶がこれを求めてやってきます。
面白いのは、綺麗な花を咲かせたスミレは種を着けないこと。
種を着けるのは、春以降に咲く閉塞花と呼ばれる花で、花を開くことなく自家受粉して実をつけるのです。
なぜそんな事をするのかと調べましたが、見つけられませんでした。
自然が行うことだからきっと理由があるのでしょう。
さて、スミレの語源は?
真っ先に思いつくのは「墨入れ」。
大工さんが使っているあれに似ているから。
でも「墨入れ」が使われるようになったのは江戸時代。
万葉集にはスミレが出てくるので、つじつまが合わないような・・・。
次に、「相撲とれ」がスミレに変化。
スミレの距の部分を絡ませて遊んだことに由来するとか。
う?ん あんまりロマンチックじゃないな?。
隅入れ説
「隅入れ」(別名隅取り)という古代の武者の持つ旗印で、おり紙のように折りたたんだものが花の姿が似ている。
これは、本でイラストを見たが、結構説得力がある。
私はこの説が有力と見た。
スミレは不思議なところがあるので皆さんも興味をもって見てください。
何しろ山と渓谷社で「日本のスミレ」という図鑑まで出ているほど種類も多いですからね。
山菜としても、重宝されます!
ただし、パンジーは食べないでね(毒草らしい)
最後に珍しいスミレ
オトメスミレです。
タチツボスミレの変種で白色です。
でも距の部分が紫。
全部真っ白なのは、シロバナタチツボスミレ。
距の部分も白。
皆さんも白いスミレを見たら注意してネ (^^♪
オトメスミレについては、ここのブログで紹介されています。
国道41号線情報(飛騨道ガイド)はこちらから
http://www.takayama-nh.go.jp/cctv/cctv_index.html
アルコピア情報はこちらから
http://www.hida.jp/arkopia/index.shtml